荘内藩甲冑研究会

発足経緯と目的

 

甲冑は、武士の身を守る武具としての機能美、また、日本に古くから伝わる麻・絹などの素材が使われ、漆や金を用いて装飾を施す技巧など、芸術的な美も備えた、世界に誇れる伝統工芸品であります。

修復が終わった庄内酒井家第二代・家次公所用朱塗色々威二枚胴具足兜付

平成20年のこと、鶴岡・致道博物館に所蔵されております、酒井家二代「家次公」の甲冑を修復する為、名古屋から甲冑師の熱田伸道氏が訪れました。 約四百年の時が経った「家次公」の甲冑は一年の期間を得て、見事に修復され荘内に戻って来ました。

修復された「家次公」の甲冑を拝見し、修復についての説明をお聞きしていた際、熱田氏より「現在、甲冑師として正しい知識を持って修繕が出来る甲冑師は全国に十数名ほどしかおらず、このままでは日本の甲冑文化が消えてしまう・・」という、これからの甲冑文化の継承を危惧するお話がありました。

「戦国時代より、ここ庄内には、酒井家をはじめ、数多くの甲冑が存在することから、その修復・保存・目録を作ることは出来ないだろうか。」と相談を受けました。

そのような経緯から『荘内藩甲冑研究会』を立上げ、当地での甲冑師の育成をはじめ、甲冑文化を後世に伝えていくことによって、城下町文化を醸成し、特色ある街づくりに貢献することを目的としております。

理事長 石原 純一
副理事長 早坂  剛
副理事長 宇生 雅明
特別顧問 熱田 伸道
理  事 高橋  弘
 
熱田伸道先生
 
熱田伸道(あつた・しんどう)
犬山城御抱具足師。酒井家二代・家次公甲冑修復に名古屋より来庄されたことをご縁に城下町・鶴岡の甲冑文化の保存・継承に向け尽力いただいております。甲冑キット「さむらいアルモデル・キット」を監修。侍の心 甲冑工房おがわ
到道博物館展示甲冑の写真
 
徳川四天王・酒井家初代 忠次公、二代 家次公、三代 忠勝公の甲冑が並ぶ致道博物館
 
甲冑づくりの様子
 
甲冑師としての腕を日々研鑽している研究会メンバー達
 
荘内大祭
 
荘内大祭「荘内藩伝承大名行列」では甲冑列として御奉仕
 
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城下町・鶴岡のご紹介

 
山形県の海沿い、米どころ庄内平野の南方に位置し、徳川家譜代大名の酒井家が、江戸時代240年のあいだ治めた庄内藩14万石の城下町で、今も往事の風情を色濃く残しています。
 
鶴岡公園
 
[鶴岡公園]
酒井家歴代藩主の居城として栄えた「鶴ヶ岡城」の城址公園
 
致道博物館
 
[致道博物館]
酒井家の御用屋敷跡を博物館として公開。庄内の歴史の殿堂
 
荘内神社
 
[荘内神社]
鶴ヶ岡城本丸御殿跡に鎮座する酒井家藩主を御祭神とする社
 
庄内藩校致道館
 
[庄内藩校 致道館]
酒井忠徳公が創設した藩校。東北に唯一現存する藩校建築物
 
松ヶ岡開墾場
 
[松ヶ岡開墾場]
旧庄内藩士達が拓いた地。明治期の大蚕室5棟が現存
 
庄内映画村資料館
 
[庄内映画村資料館]
衣装や小道具など膨大な撮影資料と共に、侍アルモデルキットによる甲冑を常設展示